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サービスクリエイターになるぞ宣言

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StelaDi

/ Pixabay[/caption]

思えば色んな仕事をフリーランス(というか中小企業経営者)としてやってきた。 アプリ開発、Webサイト開発、ブリッジエンジニア、データ分析エンジニア等…

条件が良ければ特に断ることはしなかったしみんなそれなりに楽しかった。 しかし、気づけば34歳、このままやっても先細りが見えているのも確かだった。

なぜこのままだとダメなのか

基本的にフリーランスでいると責任が重い仕事が任されることはあまりない。 なので、20代後半からあえて責任が重めの単価の高い仕事を取りに行った。 単に作業単位で任される仕事から脱却したかったのだ。

それなりに楽しかったし、お客様・協力会社・メンバの各位にとてもとても感謝している。 しかし、常に疑問があった。

フリーランスエンジニアに投げられる案件は、ぶっちゃけ「捨て案件」が多い。 企業の中でも勝率が高い(自社/受託問わず)案件は社内のエースに任される事が多い。 言い方はとても悪いが、「失敗しても良い案件」をフリーランスが請け負うことが多い。 (もちろん、ときには社運をかけた案件を任されたこともあったが、、)

よって、実際に収益化に失敗するか、事業がそもそも立ち上がらないか、ウヤムヤのうちに終了する案件が、全体の中の割合としてはとても多かった。

こうした環境下で一番ダメなのは、

自分の成長の効果測定ができない

ことだ。 もともと成功確率が低い、期待されていない仕事を任されるため、自分の力が事業の成否にどれだけ寄与しているかが正直言ってわかりにくい。

なら、自分でリスクをフルに取るしかない

ということで、今回僕は今年の8月からサービスクリエイターになる、という宣言をする。 1年間という期限付きだが、ひたすらサービスを作り世の中にその成否を問う。

もちろんお金は全て自分の持ち出しでやる。誰かの資本下でやると結局そのあたりの効果測定ができないからだ。(もちろん、自分ひとりで成り立っている仕事は世の中にはなく、そのあたりを思い上がるつもりはない。)

こうして、全く言い訳を出来ない状況下に、自分を投げ込むことで

自分自身も

ポテンシャルがどのくらいあるのかを知りたい。

僕にとって人生最大のギャンブルであることは自覚している。 それでもやらねばならないという多少の焦燥感と、緊張感、高揚感に今包まれているところである。