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ドラマ「北の国から」聖地巡りをしてきた
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6/22-23の日程で一緒に仕事している仲間と、ドラマ「北の国から」の聖地巡りを、半分遊び、半分サービスのブレストしてもらいつつしてきた。
ドラマ「北の国から」とはどんなドラマ?
1981年にフジテレビ系で公開された連続ドラマで、東京から北海道の富良野市に両親の離婚でいきなりやってきた一家が、自然の厳しさ、地方特有の生活の厳しさに見舞われながらもたくましく成長する一年を描いた日本屈指の連続ドラマ。と僕は思う。
その後も「北の国から2002 遺言」に至るまで、3年に一度程度のペースでスペシャルドラマが放映され、大いに人気を集めてきた。(概ね視聴率は30%ほどもあったようです。)
僕自身は富良野訪問は二回目、約20年ぶり。どう変わったかとても楽しみだった。
「聖地」はだいぶ落ち着いていた
前回の訪問時はスペシャルドラマがまだ展開されていた頃で。麓郷にも随分人がいたように記録している。
僕が訪問した6/22は土曜日。にも関わらず、雨だったこともあるが、人が全然いない!
クルマも数えるほどしか止まってないし。…でも冷静に考えたらドラマが終わってからもう17年、
風化するのも当たり前とすら思えた。
連続ドラマのハイライトとなる、麓郷の仲間たち(中畑和夫by地井武男ほか)と作った丸太小屋もだいぶくたびれていたし、入場料(500円)を取るようにもなっていた
誰も人影は見なかったけれど…
しかし、よくよく考えると入場料を取りでもしないと、もはやこの施設を維持することはできないのだろう。ブームが終わり、これからは緩やかに観光地としての「麓郷」はもとの北海道の辺境の1集落としての、麓郷に戻っていくのだろうな、と思った。
それでもこの街に脚本家の御大、倉本聰先生がまだいらっしゃるのは幸いなことだと思う。大人になった今、
彼の人としてのエネルギー、熱量、他人を巻き込むちからを強く感じる。
最後に、冒頭の画像の「五郎の石の家」を訪問した。
石の家には五郎が息づいている
主人公の黒板五郎が暮らしている、とされる家。とある事情で丸太小屋を立て直すためのログ材を手放さざるを得なくなった彼は、畑の邪魔者としてそのあたりに捨ててある石を使い家を立てることを思いつく。
息子や娘は独り立ちしてもはや帰ってこない。一人で暮らすための家を建てた。
そのような筋書き(ドラマ)となっている。
おお…ここで宮沢りえが、吉岡秀隆が話していたぞ。
まるで裏口から田中邦衛がひょっと首を出しそうな生活感である。
前回は観光客の殺到でここに入れなかった。
来れてよかった…
とにかく、北の国からは
大天才の脚本家、倉本聰が人の汚いところもキレイなところも目を背けることなくストレートに描ききった名作ドラマ
である。(個人的には日本屈指と思っている。)
またいつか、妻と息子を連れて見にこれればと思っている。その日まで施設が維持できるよう、お土産に
「北の国から」ポロシャツ(¥3,240-)
を買って帰った。