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作りたいサービスの「業界」の絞り込みについて

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サービスを作るにあたり、「業界」の絞り込みは大事、というアドバイスを 色んな方にしてもらうことがある。

今日はそのあたりを整理してみたい。

伸びている業界を選ぶべきか?

選択する業界は伸びている業界がよい、伸びている業界を選べば

ちょっとやそっと選択肢を誤ったとしてもうまくいく。

伸びていない業界を自分のビジネス領域に選んでしまうと、方向修正すら 簡単にできない」と言われたことがあった。

なるほど、最もだと思う。

IT業界自体がものすごく小さかった、2x年前には、 何かしらのサービスをリリースすれば話題性だけで大勢集まった。

そして、ネットバブルの頃は将来性が不確実な企業でも投資対象になった、 ということがよくあったそうだ。

僕は2006年ごろ業界にはいった。

ライブドアショック

よりも後のこと。

ネットバブル熱はその頃には冷めきってしまっていた。

なので、実際のところはわからないけれど、昨今のブロックチェーンや仮想通貨の熱狂的な 現象を見るとそういうこともあるのだろうな、と思う。

熱すら帯びていない業界を狙うべきか?

けれど、一方で一般的に、資本が潤沢でないベンチャー企業がこれから狙うべきなのは、 その熱狂的なよりもさらに前、

アーリーアダプターすら手を出していないタイミングの業界であろう

。正直、一般人(マジョリティ)から見ると、「こんなものが商売になるの?」といったイメージになるのかもしれない。

僕は業界自体を作るようなプロダクトを手がけるほど、企画屋として

オピニオンリーダーの立場になれる自信はない

。(なれと言われたら頑張ろうとは思うけれど…)

あくまで

エンジニアとしての強みを活かしつつ

、何をできるかを模索・実行する立場になる。

なので、

自分が好きなこと、作り続けられそうな業界で、かつこれから伸びるだろう業界を選ぶべき

であると思う。具体的には、

すでに流行り始める業界の周辺領域を狙うべき

だと思っている。

「大胆かつ慎重に」というのは言葉にすると簡単だけど難しい。その感覚でもう少し自分がやるべきことを選んでいきたい。